「協同の21世紀」を前に、今現実に、直面している諸問題(メモ)
〜これをどう打開するか?〜

1999.06.27 岡安喜三郎


【避けてはならない現実の諸問題の環】

 問題があるから改革する。問題の指摘は結構少数意見から始まる。いろいろと指摘は可能だが、環を探す必要がある。以下の点は避けてはならないと思う。

@ ボランティア活動を進める学生も、やはり一定の生活上の収入がないと続かない。
社会的に価値ある活動で仕事をしたいと思っても‥‥、誰でも事務局とはいかない。
A 大学生協活動で育った学生が、卒業を前に就職に不安を感じて生協活動している。
“協同”に確信を持っても、(大学)生協も採用縮小の様だし、どうしよう。
B 経営改革は「頭で分かって」いても、仕事・活動している者にとって何なんだろう。
理事や生協職員の「自らのもの」にしないと、コープさっぽろのように、結局は「リストラ(≒人員削減)」が不可避になる。
 
 以上3点の解決論議の中で今後の策が集約できると考える。要するに存立基盤が危うくなりつつある点を克服しなければならない。
@とAは似た傾向を持つ。

長続きする組織にならない。

Bに関して

とにかく、「生活に、キャンパスになくてはならない大学生協」
→そのことに「一所懸命な大学生協」―?と見られたら×
大変なのは、「勝負に勝った体験がないと勝ち方が分からない」(黒字)
→「鶏と卵」、どうするか<打開の道→小さくとも経験の蓄積>
冷静に、新学期、土日閉店、長期休暇の問題を掲げて(仕事の濃淡)
→経営の困難な要因は現場が知っている。食堂はインターネットに無関係。


【直接的質問】〜解決の糸口


戻る