協同は一人ひとりが輝くこと


〜全国夏の生協セミナー〜
96/7/24 岡安喜三郎

氈D大学生協の社会性、存在意義(「大学生協の社会的使命」

@ 歴史の中で確認されてきた幾つかの理念や標語
  「ひとりは万人のために、万人はひとりのために」
  「より良き生活と平和のために」
  「未来は我等のものなり」
A 大学生協の社会的使命。大学生協の理念を現代的に確認するもの。
  一.人間らしい豊かな生活、人と地球にやさしい社会を実現する
  一.文化と高等教育の充実を願い、魅力ある大学づくりに参加する
  一.協同体験を大切にし、くらしのなかで協同の輪を広げる


."I(私), You(あなた), They(「他者」)"

@ 社会構成の最小単位は、「1人か、2人か、3人か」?
A 悩みを、考えを持っている私。共感してくれるあなた。
B 閉塞的会議
C 「私とあなた」だけでは成長しない。「他者」を認識し、配慮すること。


。.「自己実現するに自由である」(" To be free to realize oneself")

@ 自分が「‥‥‥」ことを願い、努力する。
A あなたが「‥‥‥」ために、私も協力する。
B 自分たちではない「他者」も「‥‥‥」と思っているはず。

(・誰でもが「‥‥‥」ような生活環境をめざす)=福祉社会のあり方(ハズバンド女史)


「.「一人ひとりを大切にする」(人間の尊厳、人権・人格の尊重)

@ 「いじめ」は子供だけの世界ではない。日本だけでもない。
・ex.) 転校すべきは、「いじめられた子」か「いじめた子か」
A 一人ひとりに個性がある。自己実現の中身だって多様性がある。
・人間の多様性を大切にした協同には、自分たちの思いを生かせる、仲間とともに何かをつくり上げる、自分が変わり友達が変わったことを喜ぶ、などの感動がある。
B 多様性にもとづく協同は、他者への配慮、寛容、人格・個性の尊重など、人と人とのあり様を基礎として、ともに協力する主体的意思によって成り立っている。

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