<討議資料レジュメ>1987.3.20 経営委員会より
大学生協連情報システム問題での提起:討議開始にあたって
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岡安 喜三郎
なぜシステムか−−システム化への動機
−−−時代の変化と競争の中で−−−
- もろもろの動機
システム問題といくつかの概念
「情報型組織は、必ずしも先端的な情報技術を必要としない。必要なのは、誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているかという問いを発する意思である。」(ドラッカー)
○ なぜ連帯の場における情報システムか?
大学生協の歴史は連帯の歴史。今後もそうであろう(「新しい協同をめざして」)。
このまま行くと(10年、15年を展望すると)、情報システムが連帯に追いつかない、すなわち、システムがないために事業連帯が遅れる、もしくはシステム(水準)に規制されて連帯が進まない状態が生まれるかも知れないのである。
我々は、10年後を展望して情報システムのありうるべき中身を検討する。
- 大学生協のシステム構築に当たっての考え方。
- 情報システム構築にあたっての論議事項
→全てのシステムをサブシステムとして構築 「サブシステムとは、そのシステムが他のシステムとコミュニケーションを持つために、ある接続要件(接続規格)を満たしているものを言う」こととする。
そして、サブシステムは、一般的に、DB系統(データ及びその操作系)とEDP系統、CI系統(コミュニケーションインタフェース)などの網の目の組み合わせで成り立っていく(はずである)。
サブシステム構築のあかつきには、「サブシステムの中に0個以上のサブシステムがあり、サブシステムを合わせてサブシステムが出来上がる」ようになっているであろう。
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